雑談が苦手な人が克服するために知っておくべき7つのポイント

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人生・メンズ美容

雑談は得意でしょうか。
そもそも、どうやら日本人は苦手な人が多いようですが…

「何を話せば良いか分からない」
「沈黙が怖い」
「緊張する」
「すぐに話が途切れてしまう」
「休憩時間は逃げて1人で過ごす」

多くの人がこのような悩みを持っていると思います。

全て該当している私は、「雑談苦手界の王」になれると思います。

学校・職場・ご近所付き合い。社会で生きている以上、雑談の場から逃げることは相当難しいです。しかし、苦手な雑談を克服すると言っても、具体的な方法はわかりづらいものです。そこで今回は、作家であり心理カウンセラーでもある五百田達成氏の著書「超雑談力」から、体系化された雑談技術を7つご紹介します。これを意識するだけで、あなたの雑談への苦手意識を克服することができるかと思います。


雑談の目的

まず「会話」は3つに分けられることを理解しましょう。

  1. オフィシャルな会話
  2. 友人・家族との会話
  3. 雑談(第3の会話)

1つ目の「オフィシャルな会話」とは、いわゆる仕事関係でのやり取り。ビジネスシーンでの会話の大半がこれに該当します。

2つ目の「友人・家族との会話」は、気心の知れた相手とのやり取りがこれに該当します。職場でも、同期など近しい間柄の人との会話はこれに該当するでしょう。

3つ目が「雑談」です。第3の会話だと認識しましょう。仕事の内容に限定したオフィシャルな会話でもなく、親しい友人関係での会話でもない、その他の会話です。
「雑談」には目的があって、「心理的距離のある2人が距離を縮めること」です。

雑談場面は、「私たち、仲良く話せますよね」と、確認し合うためのコミュニケーションの場です。

「オフィシャルな会話」「友人・家族との会話」これら2つと「雑談」は全く別物だという認識をしておくことから始めましょう。まずはこれを意識することで、雑談が上手になる第一歩を踏み出せます。


雑談苦手を克服する「7つのポイント」

雑談克服術①オチは要らない

おもしろい話をする必要はありません。

面白いことを話す必要は全くありません。ネタやオチ、なんてものは必要ありません。ビジネススキルの一つである「結論から話す」もNGです。とにかく和やかに会話のラリーを継続させること意識しましょう。

雑談克服術②情報交換はNG

「情報交換」はNGです。

雑談の目的は「関係性を良くすること」ですよね。

「気持ちのやり取り」をするのがベストです。「情報の交換」で終わってしまうと、2人の心理的距離は近づきません。「○○らしいですよ」、と情報だけで終わるのではなく、「〇〇らしいですよ、私グッと来るんですよね〜」と自分ごとに持っていきます。まずは天気の話をする、というのはありがちな対応策ですが、自分ごとに話を持っていくのが鉄則です。「今日は花粉がひどいらしいですね〜、僕去年花粉症デビューしちゃったから本当に最悪ですよ〜」とか。

「〇〇して嬉しかった」
「〇〇して楽しかった」
「〇〇してびっくりした」
「〇〇して困った」

逆に言うと、距離を近づけたくない人には、自己開示せずに事実だけを伝えれば良いのです。

雑談克服術③エピソードや経験談を話す

ニュースの話、聞いた話など、は情報交換に終わってしまいがちです。事実をただ話すのではなく、気持ちを話すためには、「自分の経験談」を話すようにしましょう。時事ネタを話すとしても、自分事に持っていきましょう。

例:
✖️「インフレに伴って給料上げていくらしいよ〜」
⭕️「インフレ対策で給料が上がったら、思い切って海外旅行に行こうと思うんですよ〜」

雑談克服術④とことん肯定して共感する

ジャッジとアドバイスはNGです。

「寒くなりましたね」
  →✖️「でも、来週は暖かくなるそうですよ」
   ⭕️「ほんと寒いですよね〜朝とかヤバかったです!」
「急な気温の変化で風邪ひいちゃいました」
  →✖️「手洗いしてます?気をつけた方が良いですよ」
   ⭕️「え〜大変じゃないですか!大丈夫ですか?」

相手の話に対して解決策の提案は必要ありません。悩み相談に対しても同様です。

心理的距離を縮めるには、まずは肯定して共感しましょう。

雑談克服術⑤大きくリアクションする

リアクションはとにかく大きいのが良いです。

身振り・表情・声の出し方を意識しましょう。

あ→「あぁ〜」
い→「いいですね〜」
う→「うん」「う〜ん」
え→「えぇ〜」
お→「おぉ〜」

このような感嘆の表現を出すのが良いです。雑談とは相手との関係構築が目的です。相手の話を聞いている、というアピールをすることこそが、最大のリアクションかつコミュニケーションとなります。

雑談克服術⑥身近な話題に戻す

会話の内容はどんどん変化していきます。変化するとともに、自分たちのことから遠い話題へと変化していきます。つまり情報交換に変化していくということです。

情報交換になると必ず話題が途切れます。

会話が途切れたら、最初に立ち返りましょう。自分たちに近い話、感情の話に戻しましょう。

雑談克服術⑦ほど良く切り上げる

雑談の目的は、心理的距離の遠かった2人が少し縮めることです。

だらだらと長く雑談を続ける必要はありません。雑談は必ず終了しなくてはいけません。なかなか終えられない場合は、先ほどとは逆のパターンで、情報交換として事実ばかりを話せば良いでしょう。

やや無理矢理にでも、強制的に退室して終了しても良いのです。

雑談苦手を克服する「3つのコツ」

具体例をいくつかピクアップします。

知らないことを教えてもらう

共通点を探すことは大変です。

知らないことを教えてもらう、というスタンスが簡単です。

過去→「いつから始めたんですか?」、「昔から好きなんですか?」
現在→「今でもしてるんですか?」、「最近は何がおすすめですか?」
未来→「次の休みもやるんですか?」、「目指す所はどこですか?」

時系列に沿って質問していくのも良いです。

事前に伝える

「全然オチがないんですけど」
「全然どうでもいい話なんですけど」
「くだらない話、していいですか?」

と前置きして話すと相手もリラックスして聞くことができます。

自分の話すハードルも下がりますよね。

誘いの断り方

ゴルフや飲み会に誘われたら、とにかく「いいですね〜」と肯定しましょう。

「参加者」「場所」「詳細の把握」は最初にしてはいけません。

肯定した上で、スケジュール上、合わなかったと都合を伝えましょう。

良い関係の構築には、前向きな気持ちと姿勢を伝えることが最優先事項です。

誘いに行くか行かないかは、2の次です。

まとめ

いかがだったでしょうか、雑談が苦手な人が克服するための7つのポイント。

詳細を知りたい方は、ぜひ書籍も読んでみてください。

私は雑談は苦手です。

でも、こういう体系化された技術を把握しておくことで、少しでも苦手意識を克服することができるはずです。苦手意識を克服することが、また大きく雑談への苦手意識を克服させてくれます。

苦手意識は、より気持ちを後退させてしまいます。

相手とのコミュニケーションを楽しいものにするために、積極的に実践してみましょう。雑談は、人との繋がりを深める大切なツールです。上手く使いこなしていきましょう。

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