新学期の子どもが心配な方へ<ピンチをチャンスに変えよう>

このサイトはAmazonを含むアフィリエイト広告を掲載しています
このサイトはAmazonを含むアフィリエイト広告を掲載しています
子育て

4月になり、新学期が始まりました。

新学期の始まりは子育て世代の親にとっても、そして子供にとっても大きな変化の時期です。

この時期には、子供がストレスを感じやすく、引きこもりや他の問題が発生しやすいという指摘があります。後で紹介しますが、高濱正伸氏の指摘するように、この変化のタイミングは大きなチャンスでもあります。では、どのように子供と関わるべきか、具体的なアプローチを見ていきましょう。

新学期の子ども①学年の変わり目を重視する

子供は「自身の変化」を「とても大きな出来事」として捉えています。

新年度に限らず、誕生日・新学期も同様です。

「2年生?」と聞いたら「3年生だし!!」と強く反論するでしょう。
「6歳だよね?」と聞いたら「いや7歳だし!!」と強く反論するでしょう。

大人からしたら大して変わらんでしょ、と思うかもしれませんが、子供ってこの辺を間違えると、めっちゃ怒りますよね。「いや、違うわ、〇〇やし!!ナメてんじゃねーーよ!」て感じです。

そこには大人が考えている以上に大きなプライドを持っています。

誕生日、新年度、新学期、変化の時期は子供にとって大きなストレスになりますが、逆に大きなチャンスにもなり得ます。親も真剣に子供に向き合い、自立や責任の重要性を伝えましょう。

新学期の子ども②「始める」のに最適な時期

新年度・誕生日・新学期はお手伝いを「始める」最高のタイミングです。

お手伝いでいうと、子供は大人の行動を模倣し、やりたがるものなので、「お風呂掃除やっていいよ!」「お皿洗いやっていいよ!」が嬉しいのです。

そして、継続して1つのお手伝いをやることがポイントです。

毎日やっていると、少しずつ自分の中で内省するようになるし、工夫するようになります。自分でも、成長を感じ取れるようになり、モチベーションが上がるでしょう。大人でいうと一つのプロジェクトです。習慣化してしまえば、やらされている感覚も無くなります。どんどん非認知能力が高まっていくでしょう。

また、子供に家での仕事を与えることで、社会参加意識や責任感も育まれます。特に継続的なお手伝いは、子供のモチベーション向上や成長につながります。自分がやらないと、お父さんがお風呂入れないし、と自分の役割意識を持つようになるでしょう。

お手伝いに限らず、何かを始めるのに最適なタイミングだと言えると思います。私の娘は4歳の誕生日のタイミングでトイレトレーニングが達成しました。「4歳になったからやってみよう」にまんまと乗せられたのです。

教育・しつけは信念で伝える

教育やしつけは理屈や論理では伝わりません

親の信念や価値観から伝わるものです。

例えば、挨拶やマナーなどは、社会の基本ルールであり、大切な価値です。ですが、挨拶すらできない大人が世の中にいっぱいいますよね。天才的な人物でも、大成功した大金持ちでも、できていない人がいます。

子供はよく見ています。挨拶なんてしなくても成功できることを知っています。理論で押し付けようとしても、子供はどこかで反発する因子を探してくるのです。

なので、理論ではなく、子供にはし信念と情熱で、これらの価値を伝えることが必要です。

「挨拶は絶対にしなければならない」
「それが我が家のルールである」
「〇〇ちゃん家は〇〇ちゃん家のルール、我が家は我が家のルール!」

と伝えていきましょう。

家ではしつけ、外では辛い体験

強い心を作るのは「経験」が必要です。

子供は、家では親のしつけで学びます、学校や外では辛い体験をして学びます。

受験も含めて、多くの壁にぶち当たって強くなっていきますので、自宅でフォローしてあげましょう。

具体的アプローチ

具体的なアプローチについて説明していきます。

学年が変わるタイミングで子供を呼び出す

学年が変わったタイミングで子供を呼び出しましょう。

もちろん、誕生日で年齢が上がったタイミングでも構いません。

真顔で真剣な顔をして伝える

真顔で子供と向き合いましょう。

神妙な面持ちで、真面目な話をしているのだと、真剣だという空気を作りましょう。

〇〇年生になったのだから、自立して〇〇をしなさい

明確にミッションを伝えましょう。

「今日からあなたは2年生になりました」
「家族の一員として家事を一つあなたが責任を持ってやってほしいの」
「お母さんから言われる前に、宿題は家に帰ったら必ず1番にやること」
「朝6時の漢字ドリルは必ずやること」

新しく迎えた年齢、学年のプライドを持って、子供は間違いなく了解してくれます。

1週間〜10日間は継続して伝え続ける

最初の1週間から10日間は必ず継続してください。

継続して子供にメッセージを送り、継続して行動させることが重要です。1日でも「まあいっか」と親がなってしまえば、子供の習慣化は失敗です。

お手伝いの内容

学校ではできないことが良いでしょう。

刃物は学校では扱えない。

キャンプや刃物は家でしか扱えない。

習慣化が最も大事、一番のチャンスは学期変わりである。

おわりに

いかがだったでしょうか、新学期の子どもが心配な方へ<ピンチをチャンスに変えよう>。

子どもへの習慣化のタイミングについて言及しました。ぜひ実践してください。

また、子どもの自己肯定感を高める方法についても言及していますので確認してみてください。

今回はPIVOT公式チャンネルより、高濱正伸氏の唱える説を紹介しました。高濱氏は東大卒で学習塾「花まる学習会」を設立した方で、年間100本以上の公演を20年以上も続けておられる方です。詳しく知りたい方は以下の、チャンネルをご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました